べにふうき40g<煎茶>

べにふうき40g<煎茶>
花粉症に効果があると言われているお茶
べにふうき40g<煎茶>
清涼感のある香気
果実のような甘み、満足感のあるこくが味わえる煎茶
このお茶は、静岡県藤枝市の空気の澄み渡る中山間地の茶園から届きます。良質な茶葉が育つ好条件の茶園ですが、山間地の斜面はひと面積が小さな茶畑で、平地の茶畑に比べ、作業は手作業による仕事を多くしています。

日本茶は、「やぶきた」という品種が多くつくられていますが、この茶園では、「やぶきた」以外の品種を多数育て、少量生産しているという、珍しい茶園です。

“メチル化カテキン”を多く含む<べにふうき>は、紅茶用の品種です。独立行政法人 農業技術研究機構野菜茶業研究所の山本万里氏のグループが、このお茶のカテキンが、“アレルギー症状を緩和する”ことを明らかにしたことで、花粉症対策におすすめのお茶として、特別な注目が集まっています。
効能が注目される品種のお茶ですが、小柳さんが作るこのお茶は、美味しさを楽しめるお茶として、仕上げています。

紅茶用の品種のもつ渋味と、“萎凋(いちょう)”と“釜炒り製法”によって生まれる甘味とのバランスがよく、余韻も爽やかなお茶に仕上げています。煎もよく利きます。

注目されているこのお茶の、“花粉症に効く”という効能は人それぞれです。個性ある日本茶として、日常茶としてどうぞお楽しみ下さい。

【淹れ方】
熱湯で淹れるとさっぱりとした美味しさが楽しめ、少し冷ました湯でゆっくりと淹れると、甘みのある、ふくよかな味わいが楽しめます。
★茶葉の量は、急須の底が隠れる程度で、一度お試し下さい。
茶葉が開くほどに味わいが出てきますので、湯の温度と待ち時間を工夫しながら、このお茶の深い味わいをじっくりお楽しみ下さい。
★二煎目以降は一煎目より高温で入れて、蒸らし時間をお好みで調節下さい。

★お茶をミルなどで粉状にして、熱湯を注しながら少しずつ茶葉ごと飲んでいくのもおすすめです。

【父・小柳三義さんのコメント】現在は息子の勉さんが跡を継いでいます。

紅茶用品種に特にメチルカテキンを多く含んでいるのは、種種の調査研究をしていく過程で、その道筋が明らかになりつつあるが、成分が飛びぬけて“べにふじ”、“べにふうき”に大量に含まれていて、他の品種には量が少ないために“べにふうき”一本に絞り調査研究を継続しておられる由である。

この品種は紅茶用の品種なので、蒸し製の緑茶にした場合、渋みを感じるので、これを少しでも飲みやすくするには、萎凋し釜炒り茶にするのがよいと思われるが、萎凋することで成分的には緑茶に劣るという。
しかし個人的には、釜炒り茶ののど越しのよい茶の方が好まれるのではないかと思う。

産地 静岡県藤枝市

価格:970円
在庫あり
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